入院2日目。
かなり熟睡できました。
6時に起床で看護師さんに電気をつけられる。
血圧を測って、血圧が書かれた紙に体温も書いておいて下さいね〜と言われる。
これもセルフなのか!
という訳で病室の外の自動で血圧を測ってくれる機械で血圧を測り体温を測る。
午前中に造影剤検査があるとのことで、朝食は抜き。
携帯をいじっていると、こんにちは、隣の◯◯です、とお隣の患者さんが話しかけて下さいました。
カーテンで区切られているので顔を見てお話はしなかったんですが、昨日お手洗いに行く最中見かけた感じ40代ぐらいかな…?
心臓系の患者さんみたいです。
生まれつき心臓が悪く、小学生の時に手術して以来ずっとここに通っているんだとか。
病室が足りなくて脳外の病棟に泊まっているらしい。
いろいろお話しして、その後CTへ。
MRIの造影剤とCTの造影剤は違うらしい。
前の病院でもやってアレルギーが出てないから大丈夫だねーと、なので今回は吐きませんでした。
最初は普通にCT後、造影剤を入れて撮影。
薬入れ始めが痛いので、できればゆっくりお願いしますと言うと、機械がやるからね!そんな事できないのよ!どうしても痛かったら刺し直しね!というおばちゃん。ひえー(^o^)
機械が薬をぐっと自動で入れるみたいです。
時々ちくっとしましたが耐えられる痛みでした。
身体に入ると全身がカーッと熱くなる。
造影剤CTなんてやったっけ?と思ったけど、カテーテルやった時の造影剤かー。
その後頭のレントゲンをして、午前中は早々に終了。
手術の説明も午前中の予定でしたが、先生の緊急手術が入り16時以降にずれ込む…。
その後前の病院でもしたような簡単な物事を考えて回答するようなリハビリをやって、麻酔科の先生の説明を受けて、手術の流れのビデオを見ました。
麻酔は、やっぱり一度目を覚まして終わったら、そのままうとうとぐらいに麻酔を盛って手術終了まで起き続けるみたいです。
手術の説明は、今まで聞いた事と変わらなかったけど、もう一度リスクの再確認といった所でした。
まず、腫瘍を9割、障害が出るギリギリまで取りたいとのこと。
会話して腫瘍を削って、私が会話の内容を汲み取って喋れない、とんちんかんな事を言い出したらそこで終了。
言葉を使う機能が10あるとしたら、1か2削っても日常に支障はないらしい。
あとは意識がしっかりしていれば…眠くて朦朧としてしまったり、泣いてしまったり不安が酷くて継続できない場合もそこで終了。
他、IIIだった場合、放射線+化学療法は大前提。5年生存率は10人中4人、10年生存率は10人中2人。
再発したら、腕一本、足一本麻痺で動かなくなる、差し出す覚悟で腫瘍を取らなくてはいけない。
私の場合は言葉でしょうか。
この内容はネットやブログを見て知っていたけど、医者から直接自分が聞かされた時の重みと絶望感は半端じゃありません。
父は隣で少し泣いているように見えました。
努力で治る訳でもないし、されるがままよく分からない薬を入れられて、吐いて、嫌いな注射をして、不安な思いをして痛い思いをして、なんでこんな思いをしなきゃ生きられないんだろうと、ふとした時思います。
でもまだ確定した訳じゃないし、親だけは悲しませたくないし、不安な顔を見せる訳にはいきません。
病は気から、気をしっかり持たなければ。
不安で継続できなくなって中断だけは避けたい。
とりあえず覚醒術を頑張りたいです。