ICU室にいる一晩がかなり苦痛だった。

勿論痛みもあったけど他の患者さんが何度も急に叫び出したりもあり、寝たり起きたりを繰り返して、やっと夜明けになる。

とにかく1秒も早く病室に戻りたい。

その後身体を拭かれてやっと横向きになった時、顔の隣に血液がたっぷり入ったパックが目に入る。

その時、血が足りなくなって輸血してもらったんだな、、と思ったけど、次の日聞いたら輸血はしてないとのこと。

どうやら自分の血液を頭から抜いていたらしい。

たまにぴちゃんぴちゃんと音がしてたのは、幻聴かと思ってたけど血が落ちてる音だったんだなと納得。。

採血とMRIを取ったら、お昼ご飯を普通に出される。

顎の神経も一度切らないと手術できないらしく、口を開けたり物を噛むと、とにかく顎が痛い。

おかゆだったけどあまり食べれず、水が飲めたのが1番ありがたかった。

その後先生が回って来て、頭から血液を抜いていた管を外し、鼻の管を外し、大きいホチキスのような、タッカーのような物で頭を留める。切った大半の部分は既に留められていたので管を入れていた部分だけ。

ちょっと引っ張りますよ〜と言われただけで留めると聞かされていなかったので、途中から留めている事に気づいたけど痛い。頭に麻酔を刺されてまた留められる。

病室に戻ってからも頭痛がとても酷く、お願いして痛み止めを入れてもらう。

この時体育の先生みたいな熱血おばちゃんが一緒に来て、術後皆さん動いてますからね‼︎今日は尿の管を抜いて1人で歩くことをしましょう‼︎痛み止めが効いた頃また来ます!と言われる。

しんどいので狸寝入りをしてリハビリをサボったら翌日女優の波瑠さん似のとてもかわいい先生が担当になったので毎日その時間だけが癒しでした。

 

術後、担当の看護師さん(1日2回変わる)によって辛かったら呼んでください、痛み止めを入れますからね。と言ってくれる人もいれば、あまり使わない方がいい。なるべく耐えて下さいと言う人もいて、

見ていると、丁寧な人は全てにおいて丁寧(気遣いが細やか)だし、雑な人は全体的にちょっと雑だな、といった印象。個人的な感想ですが。。

点滴が終わって気づいて貰えないと血が逆流するのを放置されたり(なんともないとは思うけど、心配になる。見た目が怖い)

点滴の針が入らず6回立て続けに刺した看護師を私は忘れない。。