岐阜の検査結果を聞く外来の日。
今日も父と待ちながらひたすらどきどき…。
まず岐阜の病院からの検査した画像を広げて見せてもらう。写真撮っておけばよかった。
脳の断面写真を見てみる。
悪性腫瘍があると色がつくはずの検査が3種類。だけど特別染まった部分がない。
そして行う予定だった造影剤MRIをしなかったので(前の病院で吐いた旨を伝えたら中止された)確定ではないけど、どうやら今私の脳に残っている腫瘍はグレードⅡのようです。
という事は、この間取った部分の腫瘍はグレードⅡが進行してIIIになった物の可能性が高いらしい。
ここに来てまさか、凄く嬉しい情報でした。
元からIIIだった物とⅡからIIIに進行した物じゃ訳が違う。
1違うだけで生存率だって全然違うし、グレードI、Ⅱは良性腫瘍です。
進行した場合どう捉えていいのか難しいけど、、
なので先生からは、あくまでこのセカンドオピニオンの病院での病理検査結果としてはグレードⅡです、と言わました。
…なるほど
大まかな腫瘍を摘出後の今の脳の状態。
残った部分の腫瘍の結果だからね。
前の病院では重要な神経に触らない部分しか取らなかったし、その腫瘍の部分が悪性度が高く、向こうでの結果はグレードIIIだという事に変わりないという事か。難しい〜
他、私の脳は物を考えたりする事は主に左脳を使っているようでした。
そして、普通に手術をしたら言葉に障害が出る可能性が高い。なのでお喋りしながら手術をしてみませんか?とのこと。
それで障害の出るリスクが低くなるなら。と、やりますと即答しました。
覚醒下手術、その名の通り意識のある中先生と喋りながら、取っても問題のない場所と取ったら障害の出る場所を探って電流を流しながら腫瘍を取り除きます。
まず頭皮の切開、頭蓋骨にドリルで穴を開けて、骨を切って頭蓋骨を外す、、までは麻酔で眠ってる間にするみたいです。よかった。
そして脳をさらけ出した状態で起こされ喋る…すごい絵面だな…記念写真とか撮ってほしい。
脳には痛覚がないらしいです。
なので痛くない!とは言いきれないけど耐え切れないほどじゃないとのこと。
いくつか覚醒下手術した方のブログを読んだんですが、痛みに関する事は書いてなかった。
それより、眠気の方が辛いらしい。
これはすっきり目が覚める人と個人差があるみたいだけど、前回の手術後の麻酔はぱっと目が覚めたので起きていられるかなー。
起きている時間は2時間ぐらいと言っていた。
あとは結果により放射線治療も化学療法もやらなくて済む、若いしなるべくやらせたくない、と言われました。
そうだよなー、抗ガン剤は延命も再発を防ぎやすくする力もあるけど、正常細胞も一緒に叩くので毒物である事に変わりない。
放射線も正常細胞叩くしね。
でもやっぱり再発のリスクだけが心配だったので、聞いてみた所再発のリスクがあるなら行うし、ないならしないとのこと。
不安に思う点も全て聞けて安心しました。
今後の段取りは20日に検査、24日に麻酔科の説明、8/2か8/3に入院。と手術の説明、そして8/6に手術の予定。
さくさくっと予定を決めてくれました。
きっぱり物事も言ってくれるしポジティブに治療の説明をしてくれる。さばさばした方です。この先生好きだなー。
そもそもグレードIIIであれだけ大きい腫瘍を取ってるのにこんなにケロッと歩いてる人、おかしいと思ったよー!と言われたり。
父もいい結果だったな!とほっとした顔で、帰り道もにこにこ口数が多くて、なんともない顔して普段通り接してくれてるけど、親だってそりゃ心配してたよなーと、実感。
自分ばっかりじゃいけないですね。。
再手術頑張ろう〜