手術にあたっての検査の日。

健康診断みたいでした。

採血・採尿→レントゲン→肺機能検査→心電図→歯科→麻酔科の順にまわる。

 

大きい病院ってすごいのね。

採血、2.30人ぐらいかな、受付口みたいな所にずらっと看護師さんが並んでモニターに自分の番号が映されたら患者さんが向かって採血してもらうというもの。順番待ちもすごい人数。

やっぱり緊張したー。

流石に採血慣れしてる看護師さん、全然痛くなかったけど途中で気持ち悪くなり、終わった後フラフラで椅子に座って気づいたら倒れてました。脳貧血だったみたい。

 

大学4年生以降ぐらいからわりと倒れるようになったので、倒れる前の あ、これはまずい(倒れる)気持ちの悪さだ、というのは分かるようになったんですが、分かったからといってやっぱり倒れる事を止めることはできないんだよね。。安全な場所に移動するぐらい。

最近ずっとベッドで採血してたからかなー、朝食食べないように言われていて、薬も飲まなかったからかなー。

こんな事では先が思いやられる…。

 

せめて自己採血がなくてよかった。

手術中血が足りなくなった時に予め取っておいた自分の血を使うという物で、以前は取っていたみたいなんですが足りなくなるという事もなく、結局使わないのでやめたらしい。

どうしても他人の血だと感染症になる可能性もあるので、できる限り自分の血に越したことはないみたいですよ。

 

歯科は全身麻酔で喉からチューブを入れる時に、グラグラしてる歯がないかだとか、汚れてると菌が肺に入って感染症を起こしたりするらしいので、そのチェックでした。

あとの検査は通常通り…肺機能検査は鼻を摘まれてホースみたいな物を口に咥えて呼吸の流れを見たりとかそんな感じ。

 

麻酔科の診察は手術当日の事の説明。

手術予定時間は10時間とのこと。

大方の腫瘍は取れたから短く終わるかなーなんて思ってたけど、やっぱり場所が難しいだけにこの間より時間がかかるみたいです。

動かさない間の身体の痛さって後々地味にくるのよね…手術終わったからといって一晩ほぼ動けないし…。

全身麻酔→起こされる(2〜3時間ほど)→全身麻酔の流れのようです。

起きていられるなら手術終わりまで起きていた方が安全だと先生は言っていたけど、頭閉じる作業の間まで起きていたくないわ…。

患者さん曰く頭を動かせないからどこかが痒い時とか、そんな事が1番苦痛らしい。

MRIみたいな感じかー。

 

あと気になっていた事が手術終わりの麻酔が切れた後の痛み。

前回、はっきりと目が覚めてその直後から本当に耐え難い痛みだったので、それに関して聞いたら今の麻酔ってはっきり目が覚めるようになっているらしいです。

なので痛み止めを入れない、量が少ないとそれはそれは痛いとの事。

特に若い人は痛みを感じやすいみたいです。

という事で、今度は予め痛み止めをある程度入れてから起こしてくれるらしい。

どんなもんか分からないけどこの間よりはきっとマシだろう…。

本当、なんでこんなに痛いのになにもしてくれないんだ、もう1回麻酔してくれと思ったもんな。 

 

そういえば、昨日から職場復帰しました。

といっても出れるのは10日間ぐらいで8月からまた休むんですが…。

高次機能障害なんかもよく聞くので、ちゃんと仕事ができるか不安でしたが、思いの外接客も処理もいつも通りの出来だったので、とりあえず1日目は大丈夫でした。

仕方がないけど、働かず親元で親のお金でご飯を食べる事にも落ち込んでいたし、自分の個人売上げ予算も気になっていたし、お店の人達の仲がより深まっていく中、少し取り残された気分もあったし、やっと働けてよかった〜。

たった1ヶ月ちょっとでこうなんだから、長く日常生活に戻れない方なんて、病気の事も含めて本当に色々気に病むと思う。

毎日気づく事が沢山あります。