手術日当日。

前回記載した通り、寝てる間に終わる、と楽観的な考えでいました。

朝9時から手術開始。親と彼に見送られ手術部屋へ。

中に入ると色々な器具が見えて少し怖くなる。

手術台に寝かされたら、点滴を繋いでる部分から麻酔を入れて、5秒と経たないうちぐらいに意識がなくなる。

次に目が覚めた時は、手術が終わりましたよ‼︎と起こされる。

この目が覚めた瞬間から、経験した事のないぐらいとてつもない痛みが全身に走って、とにかく痛くて痛くて涙が出て、痛いと叫ぶ中ベッドを移動させられICU室(集中治療室)まで運ばれる。

このICU室がテレビの音や看護師さんの声が結構騒がしい。

痛みが酷い上に音がうるさいのと、同じ体勢だったせいで地味にかかとが物凄く痛いのと、左腕が定期的に血圧を測るために圧迫される装置が付いているんだけど、これがまた痛く、尿を抜く管はついたまま、点滴を繋がれ足にはマッサージャーがついていて、鼻には呼吸する為の管や呼吸器がついていて唾を飲み込むたびに喉になにか詰まっているような違和感。

終わった時間は6時半頃だったらしい。

親達が会いに来てくれたものの、すぐお別れ。

眼鏡もコンタクトもしていなかったので周りの状況がほとんど見えず不安。

看護師さんに、1〜10まで、今の頭の痛さはどれぐらいですか、と聞かれて7ぐらいで答える。痛み止めの薬を入れてもらうと若干楽になる。

その後、指は何本に見えますか、手を握って開けますか、言葉が出にくくはないですか、など後遺症がないか定期的にチェックされる。